私のおばあちゃんの話
こんにちは。いかがお過ごしですか。
今日は私の祖母のお話を聞いてください。
感動系かな?追悼系かな?知恵袋かな?
いいえ、結婚の圧力をものすげぇパワーでかけてくるというお話です。
めちゃくちゃご存命かつ元気です。食後に菓子パン食べてるって言ってたし。
やはり20代も後半に差し掛かると色んな方から結婚のことに関して口を出されますね。つい先月仕事を退職したのですが引継ぎのあいさつ回りでは必ずと言っていいほど寿退社?と聞かれ、あけすけな方はおめでた?とまで聞いてくる始末。世は令和ですが田舎はこんなもんです。しかし私も同じく田舎の人間。軽くかわすことなどお手の物。やだ~違いますよウフフでさくっと解決。しかしそれが許してくれないのが身内。
以下、先週会った祖母に掛けられた圧をご覧ください。
「きょんどらちゃんはまだ結婚しないの?」
「最近はいい夫婦の日っていうのがあるんやね、その日に結婚とか婚約とかする人が多いらしいよ。きゃんどらちゃんもしたのかなっておばあちゃん思いよったんよね」
「きゃんどらちゃん今いくつになったん?26か…新婚さんいらっしゃいとか見よったら30代も多いけどやっぱり子供がほしいならそろそろね…」
「近頃は女の人からプロポーズも多いらしいよ?でもきゃんどらちゃんはそんなの嫌よね…」
だ ま ら っ し ゃ い
これ、わずか2時間ほどの出来事。口を開けば3回に1回は圧力。
その都度ほっといてよ~とは返すものの耳が遠いのか聞きたくないのか想いは届かず。もう黙っていよう…とこちらが悟りを開けば「彼氏と喧嘩でもしたの?」とくる。流石に堪えた、泣いちゃおうかなと思ったけど26歳なので我慢した。
バスも数本しかない田舎の祖父母の買い物、通院援助のため週1回ほどは顔を合わせるのですが一方的なコミュニケーションに疲れ果ててしまう。そのため母にあまり口出ししないでほしいと伝達を依頼。母快諾。祖母、
「1回しか言ってない!!」
逆にどれを1回にカウントしてるのか気になるわ。聞かんけど。
今までは普通に学校に行って、普通に就職してたらそれだけで祖父母孝行になっていたのにこれからは結婚とか出産とかを期待されてるんだなぁと思うとなかなか胸が痛みますね。いつまでも生きてるだけでかわいい孫だと思ってたのにな。それはそれとして皆さんどうやって身内を黙らせていますか?ここ1年くらいずっとこの調子です。ちなみに2年前までは「女から求婚なんてするものではない」と豪語していました。同一人物か?
まぁ結婚するまで続いて結婚したらしたで次は子供と黙ることはないのでしょうね。耳の遠さを逆手にとって今度から何か言われたら小声でマツケンサンバでも歌って聞き流すことにします。叩けボンゴ。響けサンバ。